
- 加藤奈美さん
フードコーディネーター、フードコンサルタント -
長崎県生まれ。長崎料理研究の第一人者である、脇山順子教授に師事。産婦人科の厨房で働きながら、マクロビオティック、食育インストラクターの資格を取得。カタログ、雑誌、ホームページなどのフードコーディネート、市町村の生涯学習講座、レシピ開発・作成、講演会など幅広く活動中。
自身が運営する撮影スタジオには2つのキッチンを設置。広告写真や動画の撮影、商品開発やフードブランディングなどさらに活躍の場を広げる。料理教室を不定期で開催中。
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INDEX
本レシピでは、5品を同時に加熱調理して仕上げます。
本レシピのとおりに5品同時調理する場合は、耐熱皿の大きさを組み合わせ、2段に5品分の耐熱皿を並べて入れるようにしてください。
オーブンでつくるから、むずかしい火加減やひっくり返す手間も不要。中華だれが食欲をそそる一品。

材料
- あじ
- 2匹
- 長ネギ
- 40g
- 生姜
- 10g
- ▼調味料
- 醤油
- 30g
- オイスターソース
- 30g
- ごま油
- 30g
-
1
下ごしらえ:鯵は内臓をとり、隠し包丁を入れ塩をふる。
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2
クッキングシートをひいた耐熱皿に1を入れて、電子レンジ機能付オーブンへ入れる。
ほかの5品すべてを庫内に入れた状態で、加熱調理を開始します。
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3
加熱調理:(ほかの4品と一緒に)レンジ+熱風加熱プラス 300w 180℃ 17分で加熱する。
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4
焼き上がったら、細切りの長ネギ、生姜をお好みでのせて、醤油とオイスターソースを合せたものをかける。
-
5
小鍋でごま油を熱し、熱々のごま油を4にまわしかけて出来上がり。
お好みで豆板醤を加えても。
レシピを1品で調理する場合のアドバイス、またはヒント
魚の大きさにもよりますが焼き魚だけの場合は180~200℃で、15~17分を目安に
皮目をパリッとさせたい時は200℃前後で15~17分程度
ふっくらさせたい時は180℃くらいで17分~20分程度
ひじきを戻す手間と時間を短縮!切った具材と一緒に加熱するから、ひじきの風味豊かに仕上がります。

材料
- 芽ひじき
- 10g
- 人参
- 30g
- 玉ねぎ
- 50g
- 鶏肉
- 100g
- ごはん
- 2合(※別途炊いておく)
- ▼調味料
- 醤油
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ1
- 酒
- 大さじ1
- ごま油
- 大さじ1
-
1
鶏肉はこまかく切り、人参は 2-3cmの細切り、玉ねぎは薄切り、ひじきは茶漉しに入れてさっと洗う
本レシピでは、ひじきを調理の中でじんわりと戻す方法を取り入れています。オーブンで加熱しながら煮る過程で自然に戻していきます。
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2
バットに、1で切っておいた鶏肉、ひじき、にんじん、玉ねぎの順に入れていく。
混ぜないこと。入れる順番はひじきをもどす為の順番になっている。
-
3
合わせておいた調味液をバットに加え、クッキングシートで蓋をして電子レンジ機能付オーブンへ入れる。
ひじきが調味液から出てしまうと焦げる恐れがあるため、ひじきがひたひたに浸かるように調味液の量や容器の大きさで調節しましょう。
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4
加熱調理:(ほかの4品と一緒に)レンジ+熱風加熱プラス 300w 180℃ 17分で加熱する。
-
5
加熱終了したら、汁気を切ってごはんにまぜる。
そのままでもおいしい。いろどりに枝豆などを加えても。
レシピを1品で調理する場合のアドバイス、またはヒント
単品調理の時は180℃で約15分くらい。鶏肉に火が通っていれば完成
煮物は冷ますと味が馴染んで美味しい。熱々のご飯に味が馴染んだひじきを混ぜるとさらに旨みもアップ。
冷ましたひじきを温め直して一品にする場合は600wで約1分半加熱。加熱時に鷹の爪を入れると大人の味に。
旨みがぎゅっと凝縮した塩サバをマリネでさっぱりと。塩サバは下処理不要。忙しい毎日の食事づくりにぜひ活用したい食材ですね。彩り鮮やかな野菜とともに、健康的で華やかな一品に。

材料
- きゅうり
- 1/2本
- トマト
- 1/2本
- ▼A
- 塩サバ
- 半身
- かぼちゃ
- 80g
- まいたけ
- 1パック
- アスパラ
- 4本
- ▼調味料
- 酢
- 50cc
- 砂糖(蜂蜜でも)
- 大さじ2~
- 薄口醤油
- 小さじ1
- マスタード
- 小さじ1
-
1
材料Aの塩サバは2cmくらいの削ぎ切り、かぼちゃは5mmくらいの厚さに切り、アスパラは4-5cmの長さに切る。舞茸は一口大にほぐしておく。
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2
耐熱皿に1で下ごしらえしたAの材料を広げて並べ (少々重なってもよい) オリーブオイル、塩コショウを少しふり電子レンジ機能付オーブンへ。
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3
加熱調理:(ほかの4品と一緒に)レンジ+熱風加熱プラス 300w 180℃ 17分で加熱する。
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4
焼いている間にマリネ液をつくる。酢、砂糖またはハチミツ、醤油、マスタードを合わせる。
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5
加熱スタート後10分くらいしたらオーブンから取り出し、熱いうちに、乱切りにしたきゅうり、くし切りのトマトと一緒にマリネ液で和える。
好みでオリーブオイルを追加しても
レシピを1品で調理する場合のアドバイス、またはヒント
鮮魚と干物の違い(魚の大きさにもよります)
鮮魚の場合は180~200℃で、15~17分を目安に
皮目をパリッとさせたい時は200℃前後で15~17分程度
ふっくらさせたい時は180℃くらいで17分~20分程度
干物の場合180℃~200℃で、10~15分程度を目安に
魚の厚みや乾燥具合により時間を調整する
特に干物は下味がついている場合が多く設定時間より少し早めに庫内をチェックしましょう。こんな時に庫内の電気をつけられて便利!魚を焼いて匂いもつきにくいと感じます。そして庫内がとても掃除しやすい。
食感を楽しむため、レンコンを縦に拍子切りにするのがポイント。柑橘の香りと柚子胡椒のピリリとした風味が後をひくおいしさに

材料
- レンコン
- 100g
- オリーブオイル
- 大さじ1
- 柚子胡椒
- 大さじ1
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1
レンコンはきれいに洗い(※水にさらさない)、皮付きのまま長さ5cmくらいの縦切りにする。
食感を楽しむため、縦に細切り(1cmくらいの拍子切り)にする。
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2
耐熱皿に1を入れ、オリーブオイル、柚子胡椒、あればゆずやレモンなどの柑橘の皮をすりおろし加え、よく混ぜて広げる。
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3
加熱調理:(ほかの4品と一緒に)レンジ+熱風加熱プラス 300w 180℃ 17分で加熱する。
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4
加熱プログラムが終了したら完成。皿に盛りつける。
レシピを1品で調理する場合のアドバイス、またはヒント
単品調理の場合はれんこんの間隔をおき重ならないようにして180℃で、12~15分を目安に。れんこんの大きさや季節による水分量が異なるので途中確認する。
設定時間より少し早めに庫内をチェックしましょう。こんな時に庫内の電気をつけられて便利!
冷凍シーフードミックスでつくる海鮮焼きそば。シーフードミックスは凍ったまま、きくらげも戻さずつくる、目からウロコのレシピです!シーフードの旨みとごま油の香りがたまらない一品。

材料
- 焼きそば麺
- 2玉
- シーフードミックス
- 冷凍のまま200g~300g
- 白菜
- 250g
- 乾燥キクラゲ(千切り)
- 6g※戻さず
- 塩
- 小さじ 1-2
- ごま油
- 3大さじ1
- ニラ
- 40g
- パプリカ
- 40g
-
1
白菜は一口大に切る。芯の部分は削ぎ切りにする。
ニラは3-4cm、パプリカも同じくらいの長さの細切りにする。 -
2
耐熱容器に凍ったままのシーフードミックス、キクラゲ、白菜、ほぐした焼きそばの麺の順に重ねる。ごま油、塩をかけ、クッキングシートで蓋をする。
ポイント:材料は混ぜないこと。キクラゲを戻す為の重ね順。一番上に焼きそば麺を乗せることで、水分を吸わず麺が伸びにくい。
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3
加熱調理:(ほかの4品と一緒に)レンジ+熱風加熱プラス 300w 180℃ 17分で加熱する。
-
4
加熱プログラムが終了したら取り出し、ニラとパプリカを加え、麺と具材を混ぜ合わせて完成。
皿に盛り付ける。
お好みでナンプラーや黒胡椒をかける。
レシピを1品で調理する場合のアドバイス、またはヒント
単品調理の場合は180℃で15~17分。広めの耐熱皿に入れると更に時短できます。
白菜の代わりに、キャベツ、小松菜、夏はズッキーニやなすなどを入れて楽しめます。