オーブンを使うのは日本の家庭ではハードルが高いイメージがあって、ガスコンロや電子レンジを使ったお料理が食卓に並ぶことが多いですが、実はオーブン料理はカンタンにつくれます。
オーブン文化が根付くヨーロッパのトレンドをよく知るエリオットゆかりさんが、日本の食卓にも合うヨーロッパらしいヘルシーで食卓が華やぐスタイリッシュなオーブン料理が、わたしたちが日常でつかう食材で、想像以上にカンタンにつくれることをレシピとともにお伝えします。
オーブンでつくるカンタン
“One Tray Cooking”レシピ
ローストチキン&
即席ポテトグラタン
グリル料理はオーブンの前がすごく熱くて立っていられない方もいるくらいですが、Mieleのオーブンなら前に立っていても熱さをほとんど感じません。
そのオーブンを活用して、簡単でヘルシーな鶏肉が外はカリッ、中はジューシーな“ローストチキン&即席ポテトグラタン”を楽しみながらつくりましょう。
材料(4人分)
鶏もも肉 | 4枚 |
---|---|
じゃがいも | 4個 |
玉ねぎ | 70g(小 1/2個) |
アスパラガス | 8本 |
塩 | 小さじ 1/2 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
チェダーチーズ | すりおろし 50g |
生クリーム | 大さじ5 |
A(マリネ用)
オリーブオイル | 大さじ1 |
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塩 | 小さじ 1/2 |
あらびき黒胡椒 | 小さじ 1/2 |
にんにくすりおろし | 1片 |
ハーブミックス | 小さじ 1/2 |
作り方
※オーブンを190度に予熱する
- じゃがいも、玉ねぎをできるだけ薄く切る。(スライサーがあれば望ましい)
- 耐熱トレイの上にじゃがいも、玉ねぎ、アスパラガスを入れ、塩とオリーブオイルをなじませる。アスパラガスは一度取り出し、じゃがいもが均等になるようにならべ、生クリームとチーズを順番にかける。
- Aを鶏肉になじませて2の上にならべ、取り出したアスパラガスをその上にならべる。
- オーブンで熱風加熱プラスモードで約40分焼いて完成。
並べるだけ野菜たっぷり
ヘルシーラザニア
戻さなくてよいラザニア生地を活用して、一気に作れる文字通り具材を“並べるだけ”のカンタンレシピ。
野菜の瑞々しさとベーコンの塩味がほどよく効いていて、メインにも、前菜にもお酒のおつまみにもピッタリな一品です。皆さんが思い描くラザニアとは異なり、野菜がたっぷり、ヘルシーでカロリーを気にせず召し上がれます。
材料(4人分)
玉ねぎ | 70g(小 1/2個) |
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プチトマト | 20個 |
厚切りベーコン | 4枚 |
チェダーチーズすりおろし | 120g |
生クリーム | 大さじ10 |
ケチャップ | 大さじ5 |
作り方
※オーブンを190度に予熱する
- 耐熱トレイに1/2に切ったプチトマトをならべ、その上にラザニア生地を耐熱トレイのサイズに合わせ適量をのせる。(余る部分は切り取ってサイズを合わせる)
- 1.の上に生クリーム大さじ5を塗り、薄切りの玉ねぎ、1センチ幅に切ったベーコンをまんべんなくちらし、上にトマトケチャップをかけてチーズ50gを散らす。
- 2.の上にラザニア生地を1.で置いたときと同じ量をのせ、生クリーム大さじ5を塗り、ステムブロッコリーをならべ、上にチーズすりおろし70gをのせて15分焼き、表面が焦げすぎないようアルミ箔をトレイにかぶせてさらに15分(合計15分)焼いて完成。
エリオットゆかり さん
イギリス在住料理研究家。
1968年東京生まれ。2000年よりイギリスに移住しロンドン郊外在住18年。
イギリス大使館が展開した、世界に向けてイギリスの食文化の魅力を発信するという「Food is GREAT」キャンペーンのアンバサダーを務めイギリス料理を始めおしゃれな簡単料理やイギリスらしさを大切にしたナチュラルなライフスタイルをブログ、テレビ、ラジオ、コラム執筆、企業とのコラボレーションイベントなどを通じ提案。「本当は美味しいイギリス料理」(主婦の友社)など3冊出版。海外においては日本食の良さや文化を世界に広めるプロジェクトのBBCワールドCMに出演。
資格
- The Covent Garden Academy of Flowers Classic Flower Design Diploma取得
著書
- エリオットシンプルなごちそう(宝島社)
- 電気もガスも使わないしあわせレシピ(主婦の友社)
- ホントはおいしいイギリス料理(主婦の友社)
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