Mieleの歴史

Miele創業時の工場の様子

創業者のふたりが草創期の製品に刻んだ言葉「Immer Besser(常により良いものを)」は、
120年経った今もブランドの大切な理念として脈々と受け継がれています。
絶え間ない研究と革新的なアイディア、最先端の技術力で
常に最高のクオリティを誇る製品を生み出し続けるミーレの歴史をご紹介します。

1899

カール・ミーレと
ラインハルト・ツィンカンが
ミーレを創業

クリーム分離器の製造メーカーとして創業。古い製材兼粉砕工場内で、
社員11名でスタート。以来、両家で4世代にわたり経営指揮を執る。
翌年にはバター攪拌機の生産も始まる。

カール・ミーレとラインハルト・ツィンカンの画像
1901

ミーレ初となる
木製の洗濯機を発売

バター攪拌機の構造からヒントを得て、オーク材製の手動洗濯機第一号を製造。
瞬く間に主力商品に。1903年にはフタに攪拌機を取り付け、動作が大幅に向上するなど進化させる。

ミーレ初の洗濯機
1912

自動車製造に挑戦

1912~1914に合計143台の自動車を販売。
高い人気を得たが、大規模な投資が必要となるため、外部資本をいれない
というポリシーに基づき2年で撤退。

ミーレが製造した車
1927

ミーレ掃除機第一号を発売

ミーレの掃除機第一号「メリオール」を発売。
本体はバケツ型で継ぎ目のないスチール製。
この後30年にわたって人気の座を守った。

ミーレ初の掃除機
1929

ヨーロッパで初となる、
電気式食器洗い機を開発。

金属製洗浄槽に、着脱可能な2段の食器用バスケットを取り付けたもの。
上から食器を出し入れし、電動のプロペラがお湯をかき回し食器を洗う。
1960年には、フロントオープン型の全自動食器洗い機が誕生。

ミーレ初の電気式食器洗い機
1958

家庭用全自動洗濯機・電気式タンブル乾燥機を発売

給水、洗い、すすぎ、脱水を1つの洗濯機で行う全自動洗濯機「W 505」を発売。
同年、初の家庭用電気式タンブル乾燥機を発売し、ミーレのランドリーケアの歴史に、新たな章を開く。

ミーレが開発した家庭用全自動洗濯機
1969

システムキッチンの
先駆モデルを発表

システムキッチンの前身となる
「StudioM」を発表。
オーブンや食洗機が組み込まれたキッチンは、家事の大幅な効率化に寄与し女性の社会進出の時期とも重なり、ドイツで爆発的なヒットを記録する。
(システムキッチン部門は、後に譲渡)

「StudioM」イメージ画像
1983

世界初となるビルトインスチームクッカーを発表

世界初となるビルトインスチームクッカーを開発。

世界初のビルトインクッカー
1987

特許技術「カトラリートレイ」搭載の画期的な食器洗い機を開発

カトラリートレイの登場により、ナイフやフォークも重なりあって傷がついたり、汚れが落ちないという問題を解決。
庫内スペースを有効利用した薄い引き出し形状により、ミーレの食器洗い機の収納容量は、他の追随を許さない大容量を実現した。

食器が収納されたカトラリートレイ
1998

世界初、ビルトインコーヒーマシンを発表

ビルトインのコーヒーマシンを世界で初めて発表。
クールなステンレスを印象的に使ったシンプルなデザインで
キッチンのインテリアに溶け込むように設計。

世界初のビルトインコーヒーマシン
2001

特許「ハニカムドラム」で
ランドリーケアに革命

洗濯機のパイオニアとして歩んできたミーレが
洗濯機第1号誕生から100年の節目に世界初の機能を発明。
六角形の凸型ハニカム形状はドラム表面に薄い膜を作り、
この水の膜がクッションとなり、洗濯物をやさしく保護。

世界初のハニカムドラム
2018-19

Generation 7000シリーズ発売

「Generation 7000」を発表。食器洗い機には世界初の洗剤自動投入システムを搭載。オーブンは、調理後に自動でドアが少し開いて余熱による焼き過ぎを防ぐ「TasteControl機能」などが新たに加わった。
※日本では2020-2021年に発表

洗剤自動投入システムイメージ画像

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