料理家平野由希子さんとミーレオーブン
電気オーブン H 2265-1 B ステンレス クリーンスチール
シンプルな機能の本格的な電気オーブンをお探しの方に最適です。
★ Miele Experience Center 表参道にて実機をご覧いただけます。
価 格:750,000円(税抜)
価 格:770,000円(税抜)
最上位モデルのH7860 BPは、革新的な新機能を多数搭載。MotionReact(近接センサー)搭載でオーブンに近づくと反応したり、大型のタッチディスプレイで直感的に操作することができ、ますます使いやすくなりました。
さらに庫内カメラからスマホやタブレットを介して庫内の様子をこまめに確認できるうえ、TasteControlで「余熱焼け」の心配もなく、専用アプリ「Miele app」を使えば遠隔操作も一部可能。熱洗浄機能でお手入れもオーブンにおまかせできます。
余熱で調理が進みすぎない
専用アプリで焼き具合を確認
専用アプリでリモート調理
肉料理にとって余熱はとても重要。余熱をコントロールできるかどうかに成功がかかっていると言っても過言ではありません。例えばここでご紹介するローストポークは、110度という低温でじっくり焼き上げるレシピ。
その後、60度で寝かせておき、最後に高温で焼き目をつけるのですが、寝かせている間の温度がポイントです。熱いままだと火が通り過ぎてしまうし、急に冷ますと生焼けになってしまう。
だから、設定した加熱時間が過ぎると自動的に庫内の温度を保温温度まで下げてくれるという新機能はとてもうれしいです。
料理は温度によっておいしさが左右されるもの。この機能があれば、加熱から保温に切り替えて庫内の温度を調整してくれるから、お客さまの到着が遅れてしまうなんてときも焦らずに済みますね。
TasteControl (テイストコントロール) は、調理終了後すぐにオーブンから取り出せなくても安心できる新しい機能です。調理後は余熱で加熱しすぎないように庫内を急速冷却するから、ローストポークに火が入りすぎたり、グラタンが焦げてしまったりという心配もなし。
またサーブする温度を設定しておけば、電動ドアが開閉して庫内の温度を調整し、料理を保温してくれます。
庫内の様子が1分ごとに画像で見られるなんて、すごく楽しい機能ですよね。いつもオーブンを使うときは「どのくらい焼けたかな」とこまめにのぞいているけれど、この画像は扉越しに見るより、ずっと鮮明でわかりやすい!
扉を開けなくても調理の状態がわかるので、例えばシュークリームやグジェール、スフレのように、途中で熱が下がると萎んでしまうようなものを作るときも助かります。また、低温で調理したローストポークも、焼き目をつけることで旨味が生まれるし、脂の部分はこんがり焼きたい。
そのため、仕上げに高温で短時間焼き上げます。その焼き色の付き具合も画像で確認できるから、焦げていないかチェックするごとに扉を開けて、庫内の温度を下げる心配もありません。
オーブン庫内の天井に内蔵されたカメラが、1分ごとに調理中の料理を撮影。それを手元のスマートフォンやタブレットで見ることができるので、離れた場所からも料理の様子を監視できるのです。
必要に応じて、オーブンの設定をリモートで調整することも可能。こまめにオーブンの扉を開けて確認する必要がなく、より細かなコントロールができるようになり、自由な時間も手に入ります。
我が家はメゾネットでキッチンは2階の奥にあるんですが、いつもオーブンの様子をしょっちゅう見に行くんです。
オーブン料理は入れたら放りっぱなしでいいとは言っても、見に行ってあげたくなっちゃうから(笑)。
だけどこうして手元にあるスマートフォンで1分ごとに画像をチェックできるなら、ほかの部屋にいても安心。仕事や家事が調理と同時並行でできちゃいますね。特に低温調理のように長時間かかるときは、本当に助かります。予熱中、庫内の温度がわかるのも便利。
本体の操作もタッチパネルなので、スマートフォンに慣れている分、とても使いやすい。見た目通りに選ぶだけ感覚的に操作できるし、最新機種はタッチやスワイプするだけで、素早く選択することができる。使い勝手抜群です。
常にデジタルの利便性の最先端を行くミーレのオーブンには、特別な機能やモバイルコントロールが搭載。例えば、外出先から調理中の様子を確認したり、オーブンの温度や時間を制御したり、最後だけ温度を上げたいなんてことも手元のスマートフォンで操作可能。
そんな夢の未来のようなことが、この新機能なら叶います。
ミーレの素晴らしいところは、時代に合わせて常にアップデートしている姿勢。私も料理レシピはそうありたいと思っています。そのときどきで最高のものを出しているわけだから、変えることは勇気がいります。定番に落ち着いてしまいがちだけど、今回の紹介したローストポークも、低温でじっくりと焼く調理法。
日々、技術は進歩しているし、ライフスタイルも変わっていく。だから、調理家電も調理の仕方も進化して当然なんですよね。オーブンというとスペシャルな料理に使うものと思いがちですが、切り身の魚だってハンバーグだって、簡単にふっくらと焼けるんですよ。
煮込み料理が煮崩れることもないし、スープもにごらずクリアに仕上がります。ミーレは予熱時間も早いし、しっかり断熱されているから、部屋が暑くなることもなし。温度設定が緻密なので、これからもっと注目されるだろう低温調理にももってこいです。
家電の電子音は苦手な私ですが、ミーレの音はなんだか可愛いのも嬉しい。
新機種はドアが優しく開閉できたり、近づくとセンサーが反応してスイッチが入ったりして、ただの家電というよりキッチンのパートナーみたいに感じて愛着がわきます。
焼き目を最後につけるアップデートされた調理法でしっとりジューシー。低温調理の間、ハーブも焦げることなく、豊かな香りがじっくり行き渡ります。
豚肉は全体に塩をすり込み、常温に1時間おく。
天板の上に1をのせ、ハーブをのせて110度に予熱したオーブン(熱風加熱プラス)で60分焼く。
TasteControlで60度に下げ、20分休ませる。
ハーブを取り除き、250度に予熱したオーブンに5分入れ、表面にこんがりとした焼き色をつける。
肉をスライスし、塩、胡椒を振る。クレソンなどの野菜を添える。
料理家/フード&ワインプロデューサー。料理教室cuisine et vin主宰。日本ソムリエ協会認定のソムリエでもあり、東京、大井町のワインバー「8huit.」のオーナーでもある。雑誌や書籍、広告などに料理のレシピを提案しながら、商品開発やワインのプロデュースも手掛けている。
近著に「和つまみ 呑ませる料理×合わせたいお酒」「平野由希子のル・クルーゼ料理」「ワインを飲む日のレシピ帖」などがある。