ミーレビルトイン食洗機(食器洗い機)の使い方 食器の入れ方と洗えないもの
2025.05.29
vol.1

食器洗い機で洗えないものと、食器の入れ方のコツ

ミーレビルトイン食器洗い機は、家族1日分の食器が入るほど大容量。フロントオープン型でどの角度からでも食器を入れやすく、3段構造のバスケットは使いやすさ・洗いやすさにこだわった設計を追求しています。
ミーレ初心者やご検討中の方に向けて、食器洗い機を使用する際の注意点や、予洗い不要の洗浄力を最大限に発揮するための食器の入れ方のコツなどを解説します。

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ミーレ食器洗い機で洗えるもの・洗えないもの

ミーレ食器洗い機で洗う前に「これは食器洗い機対応?」と迷うことはありませんか?
ミーレ食器洗い機に限らず、熱や水分で変形・変色する可能性がある器・調理器具などは、食器洗い機では洗えません。一方で、手が届きにくい細かい汚れや頑固な油汚れ、手洗いだと危険な刃物など、食器洗い機を使うと便利なものもたくさんあります。

大切な器を長くご愛用いただくため、まずは代表的な洗えるもの・洗えないものをご紹介します。また新しい器やカトラリーを購入する際、食器洗い機対応であるかを確認することをおすすめします。

ミーレ食器洗い機で洗えないもの例

  • 木製の器やカトラリー
  • 工芸品、アンティーク品、高価な花瓶、装飾ガラス製品
  • 耐熱性のないプラスチック製品
  • 銀、銅、青銅、錫(すず)、アルミニウム製品
  • 金箔や上絵付けを施した陶磁器
  • デリケートなガラス製品や鉛を含んだクリスタル製品
  • テフロンやフッ素加工のフライパンや鍋
  • 漆器
  • メッキ加工製品
  • 土鍋(食洗機非対応)

その他、食器洗い機非対応の食器や調理器具

※食器洗い機対応かわからない場合は、器や調理器具の取扱説明書を確認したり、食器メーカーまたは作家などにご相談することをおすすめします。

食器洗い機で洗うと便利なもの例

  • ざる
  • 哺乳瓶
  • おろし金
  • 急須
  • すり鉢
  • 調味料入れ
  • 泡立て器
  • 五徳/換気扇フィルター
  • フードプロセッサーなどの刃物
  • 魚焼きグリル
※食器洗い機対応の素材に限ります。「洗えないもの例」の素材に当てはまる場合は、食器洗い機は使用しないでください。

食器を入れる前の注意点

2つの点にご注意ください。

食べ残しは取り除く

大きな食べ残しは取り除いてから食器洗い機に入れましょう。ただし長期使用により、残留物が庫内やフィルターに蓄積されることがあります。ミーレ食器洗い機の性能を保ちながら長くお使いいただくために、定期的なお手入れとお掃除をおすすめしています。詳細はこちらから「お手入れ方法」をご参照ください。

汚れていても予洗い不要

お皿にベッタリと付着した汚れなどは、つい洗い流したくなるもの。しかしミーレ食器洗い機の洗浄力を十分に発揮するために、予洗いはせず汚れたまま入れてください。

ミーレの食器洗い機に搭載されている洗浄プログラムには、様々な器と汚れに最適な時間・温度・水圧・洗剤量などが設定されています。適切なプログラムを選択し、ミーレ純正洗剤をご使用いただくことで、ハードな汚れなども予洗いなしですっきり落とすことができるのです。

また食器の量や汚れ度合いをセンサーで自動感知し、最適な方法で洗浄する「自動45-65℃」プログラム*の場合、予洗いをすると「あまり汚れていない」と判断してしまうため、十分な洗い上がりにならないことも。ミーレならではのパワフルな洗浄力を生かすために、ぜひ予洗いなしで洗浄してください。

*食器洗い機のモデルによって、「オートモード」など、プログラム名は異なります。

どこに何を入れる?食器
の入れ方のコツ

ミーレ食器洗い機のカトラリートレイ&バスケットのデザインは、カトラリーなどを置く「カトラリートレイ」と、「上段バスケット」「下段バスケット」の3段で構成。誰でも簡単にバスケットの高さや収納スペースを調整できるように設計されています。

器を安全に・しっかりと洗浄するために、バスケット別に収納するものと、使い方のコツを紹介します。

※食器洗い機のモデルによってバスケットの機能は異なります。本コンテンツでは、G 7714 C SCi、G 7934 C SCi、G 7984 C SCViに搭載されている「MaxiComfort C(redesign)」(幅「60cm」タイプ)をご紹介しています。
※MaxiComfort C(redesign)・60cm幅タイプ

お箸やカトラリーのほか、キッチン道具も収納
カトラリートレイ

お箸やナイフ、フォーク、スプーンなどのカトラリー類や、豆皿などを収納しましょう。仕切りに沿って種類別にまとめて入れると、水切れが良くなり、取り出しやすくなります。

POINT
  • 包丁やお玉など大きく高さのあるもの、
    菜箸などの長いカトラリーはトレイの中央部分
    (45cm幅モデルでは左側)のくぼみに置きましょう。
  • スプーンに水分が残らないよう、トレイの切り込み部分に沿って並べましょう。

カトラリートレイの入れ方を動画で見る

※動画の操作モデルはG 7934 C SCiです

小皿や茶わん・カップなど小さめの食器を収納
上段バスケット

小皿やボウル、カップ、グラスなどの小さくてデリケートな食器類や、小さめの鍋、調理器具などを収納できます。カップ、小さいボウル、平らな食器は上段バスケットの左端にある「FlexCareカップラック」に設置すると洗浄中に倒れず便利です。

POINT
  • カトラリートレイに器があたる場合は、上段バスケットの高さを調節しましょう。
  • お茶碗や小さなボウルは上段バスケット左側にある「ヒンジ付きボウルラック」を立てて
    斜めにセットすると、水切れが良くなります。
  • 60cm幅モデルの場合、カトラリートレイの左側の面をスライドさせると、背の高いグラスをセットするスペースができます。

上段バスケットの入れ方を動画で見る

※動画の操作モデルはG 7934 C SCiです

フライパンや鍋、ワイングラスもおまかせ
下段バスケット

大皿や鍋、ボウル、フライパンなど大きくて重量のある食器や調理器具を入れましょう。背の高いボトルやワイングラスの収納にも適しています。入れる食器によって可倒式のピンを倒して、最適なスペースを作ることができます。

POINT
  • どんぶりなど深さのある器は、曲がっているピンにセットすると底までしっかり洗浄できます。
  • 脚付きのデリケートなワイングラスは、「FlexCareグラス&ボトル」ホルダーに立てかけたり吊り下げてセットすると、安全に洗浄できます。
  • まな板やトレイなど大きいものは庫内奥側にセットすると安定します。

下段バスケットの入れ方を動画で見る

※動画の操作モデルはG 7934 C SCiです

洗い上がりの質が向上
ミーレ独自のバスケット
機能

FlexCareグラス&ボトル

背の高いボトルや脚付きのワイングラスを、
立てかけたり吊り下げて洗浄できます。

MultiClip

軽量のプラスチック容器などを、
洗浄中にひっくり返らないように固定できます。

XL Assist

大きな鍋などを立てかけてセットできるため、
水切れが良くなります。

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