ミーレ食洗機(食器洗い機)の基本操作と洗浄プログラムの選び方
2025.05.29
vol.2

食器洗い機の基本操作と、洗浄プログラムの選び方

ミーレ食器洗い機初心者やご検討中の方へ。基本的な使い方と、汚れやニーズ別で選べる多彩な洗浄プログラムを解説します。洗い上がりを細やかに調節できる、知っておくと便利なオプション機能もぜひお試しください。

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ミーレ食器洗い機の基本操作

基本操作は電源をON→プログラム選択→スタートの3ステップです。必要に応じて、より細やかな調節をすることも可能です。以下の手順に沿って操作してください。

食器洗い機の電源を入れます。1秒ほど長押ししてください。

食器の種類や汚れ度合いに合わせてプログラムを選択してください。
各種プログラムと使い方の詳細は、各モデルの取扱説明書「プログラム早見表」に記載されています。

洗剤自動投入システム「AutoDos」搭載モデルの場合、
専用洗剤のPowerDisk®、またはタブレットなどの一般洗剤で洗浄するか選択することができます。
「AutoDos」を使用する場合:「AutoDos」のボタンを選択してください。
「AutoDos」を使用しない場合:「AutoDos」のボタンがOFFになっていることを確認してください。
いずれの場合も、洗剤が入っているかを確認してください。

必要に応じて「エクストラ(追加オプション)」を選択してください。
各エクストラの詳細は、各モデルの取扱説明書「エクストラ」に記載されています。

スタートボタンを押して開始してください。

基本操作を動画で見る

※動画の操作モデルはG 7934 C SCiです

タイマーとアプリの使い方

電気代の節約にも活用
タイマーの使い方

タイマー機能を使うと、プログラムの開始時間や終了時間を設定することができます。またオプションの「EcoStart 」を使用すると、電気料金が安い時間帯に食器洗い機を使用することも可能です。

※EcoStartは一部モデルにのみ搭載。EcoStartの設定方法は取扱説明書の「EcoStart」を確認ください。

リモート操作はもちろん
週間スケジュールの作成も可能

スマホアプリ「Miele App」を活用すれば、遠隔操作やタイマー操作が可能です。また、曜日別に時間・プログラムを設定できる「AutoStart」機能はアプリのみに搭載。家族の食事時間が異なるときや、ご自宅にいない時など、稼働させる時間帯を調整したいときに重宝します。

ニーズ別 洗浄プログラムの選び方

ミーレの食器洗い機は大容量。家族1日分の様々な食器や調理器具を、1度にまとめて洗うことができます。また器の種類や汚れ度合いに応じた、多彩な洗浄プログラムを搭載しています。「たくさんあって何を使ったらいいかわからない」という方に向けてニーズやシチュエーション別のおすすめプログラムをご紹介します。

※食器洗い機のモデルによって搭載しているプログラムは異なります。本コンテンツでは、G 7714 C SCi、G 7934 C SCi、G 7984 C SCViに搭載されているプログラムをご紹介しています。

消費電力を抑えて洗いたい

省エネ性に優れた「ComfortWash 45℃ /ComfortWash+ 55℃」のどちらかを選択

食器と耐熱温度の低いグラスやプラスチック容器を一緒に洗浄したい時は 「ComfortWash 45℃」プログラムを。軽い汚れから通常の汚れまで対応します。
様々な食器・通常の汚れを洗浄・乾燥したいときは「ComfortWash+ 55℃」プログラムを選択してください。

※G7000リデザインモデルにのみ搭載。その他のモデルの場合は、「ECO」プログラムがおすすめです。
「EcoFeedback」で消費電力と水量をチェック

「電気や水を節約したい」「どれくらい使っているか気になる」、という方におすすめなのが「EcoFeedback」機能。プログラムを選択すると、水と電気の予想消費量がディスプレイに表示されます。洗浄後には、実際の消費量を表示します。
またミーレのスマホアプリ「Miele App」では、プログラムごとのエネルギー消費量履歴や、週別・月別のエネルギー消費量統計を見ることができます。

すぐに食器を使いたいので、なるべく早く洗いたい

約60分程度で洗える「QuickPowerWash 55℃」がおすすめ

約80分で洗える「PowerWash 55℃」に「Quick」エクストラを追加すると、約60分程度に短縮できます。55℃と比較的高温のため様々な汚れに対応していますが、乾いてこびりついた汚れなどは「PowerWash」がおすすめです。

※食器洗い機のモデルによって、「QuickPowerWash 65℃」 など名称・温度帯が異なります。

日常的に使える「迷ったらこれ」という万能プログラムが知りたい

汚れを検知して最適な方法で洗浄する「自動45-65℃」におまかせ

食器の量や汚れ度合いをセンサーが検知し、最適な温度(45-65℃の間)・水量・洗浄時間に自動調節して洗浄・乾燥します。
通常の汚れの、様々な食器をまとめて洗いたい時に便利なプログラムです。

グラタンを食べた後の器など焦げつきの残った汚れを落としたい

「インテンシブ 75℃」のパワフルな洗浄力ですっきり

75℃の高温で洗浄するため、焦げつきや鍋底にこびりついた油汚れなどもすっきりと落とします。
器だけなく、魚焼きグリルや五徳などの頑固な汚れにも対応します(食器洗い機対応の素材のみ)。
また庫内を清潔に保つためのお手入れとして、定期的な使用を推奨しています。

哺乳瓶やまな板などをクリーンに保ちたい

衛生的に洗浄したいものは「高温洗浄・すすぎ 75℃」を

75℃の高温洗浄・高温すすぎにより、汚れや残留物をしっかり除去するだけでなく、細菌やウィルスまでアプローチ。
高温水ですすぐことにより、食器や調理器具が温まり、乾燥を促進させます。

より洗い上がりにこだわる人に
知っていると便利なオプション機能

より細やかに洗い上がりを調節したい時は、通常の洗浄プログラムにオプション機能の「エクストラ」を追加しましょう。覚えておくと便利な4つの機能を紹介します。

※食器洗い機のモデルによって搭載しているプログラムは異なります。本コンテンツでは、G 7714 C SCi、G 7934 C SCi、G 7984 C SCViに搭載されているプログラムをご紹介しています。

洗浄時間を短縮
「クイック(またはエクスプレス)」

急ぎで洗いたい時はこちらを追加。選択したプログラムの運転時間を短縮できます。温度などを自動で調節し、短い時間でもパワフルな洗浄力で洗い上げます。

下段バスケットの洗浄力をアップ
「インテンスゾーン」

カトラリートレイと上段のものはそこまで汚れていないけれど、下段のフライパンや鍋の汚れはしっかり落としたい。そんな時に便利なのがこれ。洗浄プログラムを分けて洗うことなく、1回で効率的に洗浄できます。

より頑固な汚れに対応
「エクストラクリーン」

本洗いの洗浄温度を上げ、念入りな予備洗いを行うことにより、洗浄力を格段に向上。乾いてこびりついた汚れや、換気扇フィルターなどの蓄積された油汚れなどの頑固な汚れにも対応します。

水滴が残りやすい器をしっかり乾燥
「エクストラドライ」

乾燥時間を長くし、最終すすぎ温度を上げることで、乾きにくいグラスやプラスチック容器をしっかり乾燥できます。

エラーメッセージの対応

ミーレ食器洗い機の操作中に、ディスプレイにエラーメッセージなどが表示されることがあります。
それぞれ以下のように対応してください。

スプレーアームチェック

下段のスプレーアームが正常に動作していない時に表示されます。ドアを開けて、食器がスプレーアームにぶつかっていないか、AutoDos洗剤投入口が塞がっていないかなどを確認してください。

リンスエイド補充

乾燥仕上げ剤の「リンスエイド」が、洗剤コンテナに残りわずかの時に表示されます。リンスエイドを使用して洗浄する方は、補充してください。

フィルターを取り外し清掃してください

プログラムを50 回実行するごとに、フィルターのお手入れを促す目的で表示されます。フィルターを取り外してゴミや汚れを取り除いてください。また、気になる場合はメッセージが出る前のお手入れをおすすめします。詳細はこちらから「お手入れ方法」をご参照ください。

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