本間美紀さん presents.
これからのスマートライフ、オールミーレでつくる家
日本のみならず世界中のキッチンやインテリアの取材を重ね、生活者のリアルな視点からキッチンを見つめ発信し続けているキッチン・ジャーナリスト本間美紀さん。そんな本間さんがミーレの家電と暮らす家族を訪ねました。最新のビルトイン家電ならではの暮らしとキッチンのストーリーをご覧ください。
※本コンテンツは「REAL KITCHEN&INTERIOR(リアルキッチン&インテリア)– キッチンをインテリアから考える」の転載記事となります。
1.ミーレはわが家の素敵な魔法使い
インテリアアーキテクトの束野由佳さんは建築事務所を経営しながら、二人の娘を育てる多忙な女性です。京都特有の細長い敷地に建てた家は、コンパクトで賢い家。中央の階段を囲むようにキッチンとランドリーをプランしました。
広さに限りがあってもクオリティー・オブ・ライフを保ちたい。そんな思いから、由佳さんはキッチンからランドリーまで、すべてドイツ・ミーレのビルトイン家電を採用しました。
冷蔵庫、オーブン、食器洗い機、IHクッキングヒーター、洗濯機 ──。家電の姿は全く見えません。なのにオーブンで和食からお菓子までがつくれ、食器洗い機で後片付けも簡単。スマートフォンからのアプリ操作も可能で、家とオフィスを行き来する由佳さんの毎日を、ミーレのビルトイン家電がさりげなくサポートします。
そんな様子を日々見ている子どもたち。次世代の家づくりにもつながります。
2.冷蔵庫もオーブンもウォールキャビネットの中に
キッチンの奥は回廊型の収納&ライブラリーヌックのあるスペース。
奥行60cmの壁面収納に冷蔵庫とオーブンをビルトインしています。冷蔵庫は庫内でミストを噴射して鮮度を保ち、フードロスを防ぐサステナブル仕様。
蒸し料理などのヘルシーレシピからローストまでできるコンビスチームオーブンと、小さなスペースに賢い機能が詰まっています。
3.食器洗い機もオーブンもスマホで操作
1日分の食器をまとめ洗いする間口60cmの食器洗い機。
洗剤は自動投入式でスマートフォンの専用アプリで離れた場所からの操作や、定刻のタイマーセットも可能。洗い忘れがありません。
自動でドアが開き、熱気を逃がして乾燥を促進します。ミーレ専用洗剤を使うので、洗い上がりのパフォーマンスが最大限に発揮されます。
4.キッチン奥にライブラリーヌックができた
キッチンで振り向く由佳さんと子どもたちの間には壁面収納が。オーブンと冷蔵庫がすっきりとビルトインされています。
収納効率も上がり、キッチン脇に隠れ家のようなヌックを設けることができました。子どもたちのおやつや飲み物もすぐ手の届く場所に。赤いフロアソファは設計時にデザインして造り付けたオリジナル。ビルトイン家電は空間デザインのための余白を生み出すものでもあります。
5.忙しい日はミーレで同時調理ご飯
「ミーレのオーブンは賢くて多機能で、最初は戸惑いましたが、使いこなせてくると家事の相棒のような存在に」と由佳さん。今日は和食をオーブンにお任せです。由佳さんの料理の段取りを見てみましょう。
◎ご飯と茶碗蒸し
スチームをたっぷり使って、ご飯と茶碗蒸しをつくります。操作部裏にある水タンクに注水すると、庫内は蒸気で真っ白に。湯気は幸せな気分も醸し出します。
1)水とお米4合を専用の穴なしコンテナにセット。スチーム調理モードで調理します。
2)ご飯は約30分で炊き上がります。最後の15分で上段に茶碗蒸しを入れます。
◎肉じゃがと焼き鮭
煮込み料理は実はオーブンの得意分野。下からだけの加熱と違い、360度、全体にじんわりと熱が回るので煮崩れせず、中までほくほくに煮上がります。
1)丸ごとのジャガイモと厚めの豚肉を軽く炒め、調味料を入れます。
2)220度1時間でセット。あとはオーブンにおまかせです。
3)鍋を丸ごと入れるのが、ポイントです。
4)最後の10分でトレーの上で鮭を焼きます。
6.バスルームとクローゼットが直結。ここにもミーレをビルトイン
浴室とクローゼットルームが隣り合わせ。着る時、脱ぐ時を一つのスペースにまとめることで、家事動線を短くした間取りです。
そこで困るのが洗濯機置き場ですが、ミーレの洗濯機をビルトンすることで着替えの場所が生まれました。色物、白い服は分け洗いすると、洗い上がりがそれぞれ最上の仕上がりに。洗濯機も洗剤は自動投入でアプリでの操作が可能です。
由佳さんの家の「ミーレ動線は?」
①幅1500mmの通路を兼ねるキッチンスペースに、冷蔵庫とコンビスチームオーブンが収まりました。
②4つの加熱ゾーンを備えたIHクッキングヒーターはフラットでお手入れが楽。大窓の眺めもさえぎりません。
③クローゼット内のランドリーコーナー。洗濯機は服を畳んだり、整理できるカウンターの下へ入れています。
④テーブルやシンクから洗い物は食器洗い機へ直行。片付けもキッチン内の引き出しへ。
企画制作=「REAL KITCHEN&INTERIOR」(小学館)
編集・執筆=本間美紀
写真=白谷賢 Ken Shiratani
インテリアアーキテクト、キノアーキテクツ代表束野由佳 Yuka Tsukano さん
インテリアアーキテクト、キノアーキテクツ代表束野由佳 Yuka Tsukano さん
夫の建築家・木下昌大さんと建築事務所で活躍。同年代の子育て世代の住宅設計を通して、キッチンと家電、住まいの関係をホームエコノミクスの視点で捉える。ミーレのビルトイン家電をスマートに組み込んだ自宅が完成。
※本コンテンツは「REAL KITCHEN&INTERIOR(リアルキッチン&インテリア)– キッチンをインテリアから考える」の転載記事となります。