カール・ミーレと
ラインハルト・ツィンカンが
ミーレを創業
クリーム分離器の製造メーカーとして創業。古い製材兼粉砕工場内で、
社員11名でスタート。以来、両家で4世代にわたり経営指揮を執る。
翌年にはバター攪拌機の生産も始まる。
ミーレ初となる
木製の洗濯機を発売
バター攪拌機の構造からヒントを得て、オーク材製の手動洗濯機第一号を製造。
瞬く間に主力商品に。1903年にはフタに攪拌機を取り付け、動作が大幅に向上するなど進化させる。
自動車製造に挑戦
1912~1914に合計143台の自動車を販売。
高い人気を得たが、大規模な投資が必要となるため、外部資本をいれない
というポリシーに基づき2年で撤退。
ミーレ掃除機第一号を発売
ミーレの掃除機第一号「メリオール」を発売。
本体はバケツ型で継ぎ目のないスチール製。
この後30年にわたって人気の座を守った。
ヨーロッパで初となる、
電気式食器洗い機を開発。
金属製洗浄槽に、着脱可能な2段の食器用バスケットを取り付けたもの。
上から食器を出し入れし、電動のプロペラがお湯をかき回し食器を洗う。
1960年には、フロントオープン型の全自動食器洗い機が誕生。
家庭用全自動洗濯機・電気式タンブル乾燥機を発売
給水、洗い、すすぎ、脱水を1つの洗濯機で行う全自動洗濯機「W 505」を発売。
同年、初の家庭用電気式タンブル乾燥機を発売し、ミーレのランドリーケアの歴史に、新たな章を開く。
システムキッチンの
先駆モデルを発表
システムキッチンの前身となる
「StudioM」を発表。
オーブンや食洗機が組み込まれたキッチンは、家事の大幅な効率化に寄与し女性の社会進出の時期とも重なり、ドイツで爆発的なヒットを記録する。
(システムキッチン部門は、後に譲渡)
世界初となるビルトインスチームクッカーを発表
世界初となるビルトインスチームクッカーを開発。
特許技術「カトラリートレイ」搭載の画期的な食器洗い機を開発
カトラリートレイの登場により、ナイフやフォークも重なりあって傷がついたり、汚れが落ちないという問題を解決。
庫内スペースを有効利用した薄い引き出し形状により、ミーレの食器洗い機の収納容量は、他の追随を許さない大容量を実現した。
世界初、ビルトインコーヒーマシンを発表
ビルトインのコーヒーマシンを世界で初めて発表。
クールなステンレスを印象的に使ったシンプルなデザインで
キッチンのインテリアに溶け込むように設計。
特許「ハニカムドラム」で
ランドリーケアに革命
洗濯機のパイオニアとして歩んできたミーレが
洗濯機第1号誕生から100年の節目に世界初の機能を発明。
六角形の凸型ハニカム形状はドラム表面に薄い膜を作り、
この水の膜がクッションとなり、洗濯物をやさしく保護。
Generation 7000シリーズ発売
「Generation 7000」を発表。食器洗い機には世界初の洗剤自動投入システムを搭載。オーブンは、調理後に自動でドアが少し開いて余熱による焼き過ぎを防ぐ「TasteControl機能」などが新たに加わった。
※日本では2020-2021年に発表