オーナー/建物情報
導入した製品 | ミーレ洗濯乾燥機 WTR860 WPM |
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使用していた製品 | 東芝 縦型洗濯機8kg |
お住まい | マンション2F/分譲 |
築年数 | 7年 |
居住者 | 夫婦・子ども2人 |
工事と設置にかかった時間 | 約2.5時間 |
STEP 1 自宅の下見
Sさんは都内のミーレ販売店にて、スタッフと相談の上、ミーレドラム式洗濯乾燥機の導入と機種を決定。その後、工事から取り付けまで担当する工務店のスタッフがSさん宅に事前下見に伺いました。
下見では主に4つのポイントをチェックし、取り付けが可能か判断します。Sさん宅は4ポイントとも問題ないことがわかりました。
Sさんのようにマンションにお住まいの場合、エレベーターの有無や、エレベーター内に機器を入れられる広さがあるかを確認します。また、ご自宅の玄関から設置場所まで問題なく運べるかも重要なポイントです。
CHECK 2 200V電源があるか
多くの国内メーカー機器と異なり、洗濯機を含むミーレ製品は200Vの電源で稼動します。そのため、洗濯機の設置場所付近に200Vコンセント(単相 200V 15A)が必要です。
Sさん宅は既に200V機器をご使用で200V配線が届いていたため、設置時に既存の100Vコンセントを200Vコンセントに交換する工事を行うことになりました。200V配線が届いていないお宅の場合は、屋内配線工事等が必要になります。200Vの電気代などよくある質問はこちら。
CHECK 3 給・排水設備の工事が必要か/使用している防水パンの種類は何か
給・排水の接続方法も国内メーカーと大きく異なるため、現状を見て工事が必要か判断します。
Sさん宅は、下見時に縦型洗濯機を写真のような「かさ上げ防水パン(※)」の上に設置しており、洗濯機と防水パンの間に、排水溝の手入れができるほどの隙間(高さ)があることがわかりました。
また、四隅のかさ上げ部分に落下や転倒を防止する立ち上がりが付いていました。これらは、防水パンの上に設置する際の必須条件です。
さらに防水パンの周囲に、設置やメンテナンスの際に持ち上げ移動ができるスペースがあるかも確認。調査の結果、Sさん宅は防水パンの上に設置する条件を満たしていたため、今回は工事不要、既存の防水パンを残して設置することになりました。防水パン上の設置条件はこちらをご覧ください。
※四隅が高く、洗濯機と防水パンの間にゆったりとした空間ができる防水パンのこと。落下や転倒を防ぐ立ち上がり(枠)が付いているタイプ、付いていないタイプがある。
CHECK 4 ミーレドラム式洗濯機が設置できるか
ミーレの洗濯機を設置できるスペースがあるか確認します。設置スペースは設置台数や設置方法によって異なりますが、今回は1台の単独置きのため、幅約60cm以上、高さ85cm、奥行約64cm以上が必要です。設置スペースについての詳細はこちらをご覧ください。
機器自体の設置スペースのほか、「CHECK 3」で説明した設置とメンテナンス時の持ち上げスペースや、壁面との間のスペースなども必要になります。
STEP 2 使用機器の取り外し
設置日当日、まずは使用していた洗濯機の取り外し作業を行いました。ミーレでは不要になった機器の回収と廃棄処理も対応。産業廃棄物として適切に処理します。(リサイクル処理費は有料となります。詳しくはこちら)。
STEP 3 ミーレドラム式洗濯機を搬入
ミーレ洗濯機は、しっかり梱包された状態で届きます。洗濯機の重量は約100kg。マンションの入り口からエレベーター、Sさん宅の脱衣所まで、搬入経路を傷つけないよう養生し、二人で丁寧に運び入れました。
STEP 4 防水パン上にミーレドラム式洗濯機を設置
かさ上げ防水パンの上に設置し、周囲にメンテナンス時などに作業ができるスペースがあるか、製品と壁面の間にスペースがあるかを改めて確認しました。
STEP 5 200Vコンセントに交換
これまで使用していた100Vコンセントを200Vコンセントに交換する工事を行いました。
STEP 6 給・排水設備を接続
設置施工手順書に規定の止水栓と異なる場合は止水栓交換を推奨していますが、今回は壁から外せない埋込式のワンタッチ水栓でしたので、そこに市販のワンタッチホースと接続アダプタをつなぎ、機器の給水ホースと接続しました。排水口はかさ上げ防水パンの中央にあるため、排水ホースの長さなどを調節して接続しました。洗濯機と防水パンの間には、排水口のお手入れができる十分な空間が空いています。
STEP 7 ミーレドラム式洗濯機設置完了
200V電源に繋ぎ、ミーレ洗濯機の設置が完了。稼働確認のため試運転を行い、主要プログラムの説明や、日頃のお手入れ方法なども説明しました。ミーレドラム式洗濯乾燥機
導入後のご感想
水温を20~30℃に設定するだけでも
汚れ落ちが格段に違うことに感動
家族が多いので基本はまとめ洗いで洗濯していますが、教えてもらったミニマムアイロンやデリケートプログラムが重宝しています。以前の洗濯機では水で洗っていたのですが、ミーレドラム式洗濯機に変えてからは温度を20〜30℃に設定するだけでも、汚れ落ちが格段に変わったように感じています。
ニットの洗濯で分け洗いに挑戦
色々な衣類を自宅で洗濯するのが楽しみに
分け洗いの第一歩として、セーターやニットを手洗いプログラムで洗濯してみました。ドラムがとてもゆっくり動いて衣類を優しく丁寧に洗ってくれるのがいいですね。まだ分け洗いは勉強中ですが、様々な衣類向けのプログラムがあるのでそれを活用してお洗濯を楽しめたらいいな、と思っています。
タオルがふんわり柔らかに
乾燥機能に感動
今回初めて乾燥機能付きのドラム式洗濯乾燥機を使用したのですが、タオルがふんわり仕上がってビックリしました。外干しのみだとゴワつきがあるのですが、洗濯の終わりに乾燥を20分追加するだけでも、衣類が少し温められて乾きやすくなりますし、風合いも良くなって気に入っています。
ミーレの乾燥機能は衣類を傷めないよう「乾かしすぎない」と聞いていたので、使用前はその点が気になっていました。「ノーマル」乾燥プログラムで乾燥させるとわずかに湿度を感じる状態で乾燥終了しますが、熱ですぐに蒸発してちょうどよい乾燥状態に。シャツなどは、乾燥終了後にハンガーにかけておけばシワも伸びてすぐに着られる状態になりますし、ふんわりとした柔らかさを保った状態に仕上がるのが何よりも気に入りました。外干しだけではどうしてもゴワついていたので、乾燥機能の良さを実感しました。
ふだんはミーレで洗濯して、外干しで乾燥させることが多いのですが、忙しい日や雨の日は乾燥機能も活用しながら使っていきたいです。