オーナー/建物情報
導入した製品 | ミーレ洗濯乾燥機 WTR860 WPM |
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使用していた製品 | 日立 縦型洗濯機​・衣類乾燥機 |
建物 | マンション2F/分譲 |
築年数 | 12年 |
居住者 | 夫婦・子ども1人 |
工務店 | 積水ハウスグランドメゾンパートナーズ |
工事にかかった日数 | 1.2日程度 ※工事にかかる日数は、工事の内容や担当する工務店などにより異なり、数時間で完了するケースもあります。 |
Step1 ご自宅に下見
導入を希望する機種が決まった後、工事を担当する工務店のスタッフがご自宅に下見に伺います。現在ご使用のランドリー機器や、お住まいの設備、配線状況などを確認します。
<Miele Experience Centerでもご相談を承っています>
製品選びや工事についての疑問やご相談がありましたら Miele Experience Centerにご相談ください。Miele Experience Center のスタッフが丁寧に製品ごとの特長や導入までの流れをご説明、機種選定をサポートいたします。
また、一部地域では設置も対応致します。ご希望の機種が決まりましたら、ミーレの経験豊富なサービスマンまたはパートナー会社の担当者が下見に伺います。
(※Miele Experience Centerでご依頼の場合、下見は無料です。)
下見では主に4つのポイントをチェックします。
1) 搬入経路
搬入経路では、階段、エレベーターの有無、製品が問題なく運べるかどうかを確認をします。
設置スペースなどの確認はこちら
2)200V電源があるか
国内メーカー機器のほとんどは100Vで稼働するのに対し、ミーレの機器は(一部製品を除き)200Vの電源で動作します。そのため洗濯乾燥機の設置場所付近に200Vコンセント (単相 200V) が必要となります。
Iさん宅は200V配線が設置場所まで既につながっていたので、200Vコンセントの増設工事を行うことになりました。200V配線が届いていないお宅の場合は、屋内配線工事が必要になります。
200Vの電気代などよくある質問はこちら
3)給・排水設備
給・排水の接続方法も国内メーカーと大きく異なるため、現状を見て工事が必要か確認します。
Iさん宅は現状の設備をそのまま使用するのではなく、ミーレの洗濯乾燥機に合わせた給・排水管を設置する工事が必要になることを確認しました。
4)設置スペース
ミーレの洗濯乾燥機は、機器の隣に給・排水管設備のスペースが幅20cm、奥行き50cm以上必要になります。その空間も含めて、設置ができるか確認しました。
※ランドリー機器の導入条件や設置スペースなどはこちらもご参考ください。
Step2 使用機器の取り外し〜洗濯パンの撤去
まずは使用していた機器の取り外し作業を行います(取り外した機器は産業廃棄物として適切に処理します。リサイクル処理費は有料となります)。国内メーカーのほとんどは洗濯パンの上に機器を設置していますが、ミーレ製品は床に直接設置となるため、洗濯パンを撤去しました。
Step3 【一次工事】給・排水設備の工事 および 床下の補強
国内メーカーの場合は機器の上にある水栓から給水、機器の下から排水する設備がほとんどですが、ミーレの場合は機器の隣に給・排水管を立ち上げ、それぞれのホースを接続する仕組みとなります。スムーズな給・排水ができるようホースの位置などを細かく調節し、給・排水管に接続したら完了です。
床を閉じる前に、床下の補強も行います。ミーレの洗濯乾燥機は約100kg。お住まいの環境により補強の⽅法は異なりますが、Iさん宅は、専用の金具を数本入れて補強しました。
床板を元に戻し、給・排水設備と床下補強工事は完了です。
Step4 【一次工事】電気工事で200Vコンセントを増設
既に200V配線が設置場所近くまで来ていたため、新たに200Vコンセントの増設を行いました。200V配線が設置場所近くまで来ていない場合には屋内配線工事が必要となります。
また、これまで使用していた給水用の水栓と100Vコンセントは、不要となるため撤去しました。
Step5 【二次工事】洗濯乾燥機の取り付け
いよいよミーレ洗濯乾燥機の取り付けです。しっかりと梱包・養生されて届きます。洗濯乾燥機の重量は約100kg。二人で丁寧に運び入れ設置していきます。
Iさん宅での設置方法は、カウンター下に設置するスロットイン方式。機器および、床下やカウンターを傷つけないよう、慎重に滑らせるように設置します。
※設置方法別の設置スペースなどはこちらをご覧ください。
Step6 設置完了/試運転・取り扱い説明
取り付け終了後に、稼動確認のため試運転を行います。プログラムや機能、日頃のお手入れ方法など、すぐに快適にお使いいただけるよう簡単な取り扱い説明も行われました。
機能的で美しいランドリースペースに
Iさん宅は、ミーレ洗濯乾燥機のサイズに合わせてカウンターを制作したためぴったりと収まっています。給・排水設備は見えないよう扉をつけ、今まで乾燥機を設置していた場所には棚を新設。見た目にもすっきり、機能性も確保したランドリースペースとなりました。
ミーレ洗濯乾燥機 導入後のご感想
素材に応じたプログラムで分け洗いを
お洗濯の時間が楽しく変化
今までは全ての洗濯物をまとめて洗っていたIさん。ミーレの洗濯乾燥機を導入してからは、素材に応じた20以上のプログラムが搭載されているため、シャツは『シャツ』プログラムで、タオルや靴下などコットン素材のものは『コットン』プログラムで、と分け洗いをするようになったそう。以前よりも洗濯の時間は増えたものの、仕上がりの差を実感するため、洗濯自体が楽しくなってきたのだそう。
衣類量を自動で検知
洗剤自動投入システムで最適な洗い上がりに
素材別のプログラムの他に、便利だと感じているのは「TwinDos」という洗剤自動投入システム。庫内の衣類量を自動で検知し、汚れ度合や色物、白物かに合わせて2種類の洗剤を、最適な配合、最適な量で⾃動投入してくれるため、 シミや汚れはきっちり落として、白いものは真っ白に、と理想的な洗い上がりに。
素材や汚れに応じて、最適な温度、洗濯時間、洗剤、乾燥レベルなどを細やかに調節できるミーレの洗濯乾燥機。これからもっと使いこなして、お洗濯の楽しみを広げたい、と話していました。